磊石のお墓づくりのコンセプト

人間教育

お墓は、「故人をおまつり(供養)するためのもの」ということは誰しも分かっていると思いますが、お墓には、その他にも多くの価値や意味があることを皆様にも知っていただきたいと思います。
 子は親の鏡とおっしゃる方を、最近はあまり見かけなくなりました。子供の教育は学校や塾、若しくは習い事などでするもの(済むもの)と考えておられるのではないでしょうか。知識や技能は学校などで得ることができますが、人間教育に関しましては、外部で育むには限界があるのではないかと感じております。もちろん武道などでは精神的にも鍛えられるとされております。しかしながら人間の根本的な考え方、価値観はやはりその家々で構築されていくのではないかと考えております。
 知識や技能は道具のようなものでそれを扱う人間によって効能が変わります。昨今ではパソコンやスマートフォンなど、便利な物があふれておりますが、それを使う人間によっては犯罪やイジメの道具でしかありません。人間自体を鍛え(成長)なければ、どれ程立派な知識や技能を持っていようが、間違った使い方をしてしまっては、褒められたものではありませんし、幸せにはなれないと考えています。
 目先の利益に惑わされず、子々孫々の幸せ、ひいては地域社会の発展を願える人間になってこそ、日本の社会問題の解決につながっていくのではないかと感じております。まずは自ら正しい背中を見せ、利己的にではなく、利他の精神で歩んでいきたいものです。
そこでお役に立つのが、お墓、あるいは、お墓参りではないかと考えております。両親や祖父母をはじめ、ご先祖様に命をつないでいただいたおかげで、今の自分が存在するのではないでしょうか。まずは、そのことへの感謝を示すべきでしょう。10代遡ると、1,024名、20代で、1,048,576名ものご先祖様が皆様の命をつないでくれています。ご先祖様に感謝をして、お墓のお掃除をするということは、その瞬間は利己的ではなく、自ずと利他の精神で行動しているのです。
 人間とは弱いもので、余程精神を鍛えられている方でない限り、甘えや妥協、欲が出てきます。利己的な考えが出てきましたら、お墓参りをして修養に活かして頂ければ幸いですし、子供さんにも人間(価値観)教育をして頂ければと思います。そして、子供さんに自分たち以外の命もたくさんのご先祖様につないでいただいた大切な命であるということを、お伝えいただければと考えます。そのことを次の世代にも伝えていくことで、縦にも横にもお互いに思い合える地域社会となり、より一層幸せを感じる方が増えるのではないかと考えております。

 最後になりましたが、皆様にお墓の価値を今まで以上に見いだしていただけますよう、今後とも私たち磊石(らいせき)がお手伝いをしてまいります。
 まず、お墓、あるいは、お墓参りが人間教育につながる一つの教育現場(学校)であることを知っていただければ幸いに存じます。


 
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